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「山気は寿多し」「寒気は寿多し」 寿命を決める条件は、山?海?市中?

古書に「山気は寿多し」、「寒気は寿多し」とある。

 

山に住む人は、多く長生きである。また山中は寒いので、人の体内の元気を閉じ込め、うちに保って漏らさない。ゆえに長生きする。暖かな土地は、気が漏れてうちに保つことが少ないので、短命になる。

 

また、山の人は、人との交わりが少なく、静かにして気を減らさず、万事に乏しく不自由なので、自然と欲が少ない。とくに、魚の類はまれで、肉も食べる機会も少ない。これが山の人の長命の理由である。

 

市中にあって、人に多く交わることがしばしばであれば、気は減る。海辺の人は、魚肉を常にたくさん食べるので、病が多く、短命になる。

 

市中にいても、海辺にいても、山間部にいても、欲を少なくし、肉食を少なくすれば、住む場所による害はなくせるでしょう。

 

この文を読んで、日本昔話の中に出てくるような風景を思って読んでほしい。

 

かつて沖縄県が、長寿日本一だった。この内容と違いを感じる方もいると思う。

 

その違いに、どんな意味があるのかを考えてみて欲しい。

 

短い視点だけでなく、長い視点、食生活、生活様式の変化等を加味してみて欲しい。

 

 

 

 

 

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