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健康を手に入れる呼吸法

呼吸とは、人の鼻から出入りする息のことであり、呼吸がなければ死んでしまう。

呼は、身体から出る息であり、吸は、身体に入る息である。

 

人の腹中の気は、天地の気と同じで、内外、相通じている。

しかし、腹中の気は、臓腑にあり、古くなって汚れている。

天地の気は、新しくて清い。  

ときどき、鼻から多く吸い込むとよい。

 

吸い入れた気が腹中に多くたまれば、口から少しづつ静かに吐き出す。

汚れた気を吐き出しきるために、細く長くゆっくり吐き出す。

それから、新しいよい気を吸い入れる。  

 

この呼吸法の効果を最大限に発揮したいときは、 仰向けになり、身体をまっすぐにし、ひざを伸ばし、目を閉じ、手をにぎり、両足の間、それに身体と両腕の間を15センチほどあける。

気持ちを穏やかに、楽にして行う。

昼夜、1回づつくらい行えるといい。  

 

仕事で、横になったりできない方は、座って行っても、壁に背をつけて行ってくださればよい。

鼻から、おなかを膨らましながら吸えるいっぱいまで吸い、お腹を徐々にへこませながら細く長く、口から吐き続ける。

いっぱいまで、吐ききったら、鼻から一気に吸うと続いていく。  

 

何回やればよいかとという質問を持った方もいるだろう。

1回でもいいし、3回でもいい。

重要なのは、身体から、邪気を吐ききって、新しい気を入れ心身ともに、リフレッシュすることが重要なのです。

 

 

 

 

 

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