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健康生活の奥義、少なくすべき「12の欲」とは

養生の要訣とは、「少」の一字である。

少とは、よろずの事みな少なくし、多くしないことをいう。すべてつましく、いわば欲を少なくする。

 

欲とは、耳・目・口・身体が意地汚く好むことをいう。酒食を好み、色事を好むの類である。

欲深い生活を長く続けたら、身を損ない、命を失ってしまう。

欲を少なくすれば、身を養い、命は伸びる。

 

欲を少なくするのに、その条項が12ある。

 

十二少

思い(こまごまと考えをめぐらすこと)を少なくし、

念い(いつまでも心中深く考えること)を少なくし、

欲を少なくし、

事(用事・仕事)を少なくし、

語り(おしゃべり)を少なくし、

笑い(馬鹿笑い、嘲笑)を少なくし、

憂い(心細くさびしがる、くよくよ悩む)を少なくし、

楽しみ(享楽的・歓楽的楽しみ)を少なくし、

喜び(酒食的喜び)を少なくし、

怒りを少なくし、

つきあいを少なくし、

悪(不正)を少なく する。

 

このように、事ごとに少なくすることが、養生の要訣なのである。

 

何か出来ること、1つから始めてみて欲しい。

やろうと決めて、3日、7日、3週間と楽しみながら、生活に取り入れて欲しい。

 

 

 

 

 

養生(メンテナンス)

 

 

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