2015年8月17日
カテゴリ:養生(メンテナンス)
飲食は、身体を養い、睡眠は、気を養う。
飲食の度が過ぎれば胃腸を損い、寝る時間でないときの睡眠は、気を損なう。
養生する人は、早く起き、昼は寝ないで夜になってから寝る。
仕事を怠らず、横になったり居眠ったりせずに、精神をはっきり保ち、飲食を少なめにして、腹の中をすっきりさせている。
このように生活していれば、気はよく巡ってふさがらない。
生まれた気は養分を得て、気血は、自ずから盛んになり、病になることはない。
この寝食2つの節制をするのも、養生の要なり。
人は、自分の目でしか、ものを見れない。
固定化される自己の常識にとらわれてしまう。
そして、年齢とともに、だんだん新しいものを受け入れられなくなる。
人生は、どこからでも学ぶことが出来るのだが、養生の道の理解には、智慧がいる。自分にあてはめたとき、どう使うのか、どう使えばよいのかを自身の身体と相談できるようになってほしい。
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