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肩や腕が痛い。本当に五十肩かい? 腱板断裂と予防法
2015年10月1日
カテゴリ:身体の不調の治し方
五十肩には、自然に治るタイプのほかに、痛みが治まらずに手術の可能性もある「終身型」タイプがあります。
その病名を「腱板断裂(けんばんだんれつ)」といいます。
特徴は、痛みのないほうの手で支えると、腕が上がること。普通の五十肩が、肩関節の炎症で起こるのに対し、「終身型」五十肩は、腱板という肩の腱が切れる病気です。
自然には、治らないので、痛みなどの症状がずっと続きます。心当たりのある人は、整形外科を受診することをおすすめします。
「終身型」五十肩は、肩甲骨の動きをよくする体操で予防できます。
また、日ごろから肩甲骨を意識的に動かすことも大切です。普通の五十肩、肩こりにも効果があります。
なお、現在、肩に痛みや違和感などの症状がある人は、無理せず痛みの出ない範囲で行ってください。
【猫ストレッチ】
1.四つんばいになる。
2.自分のへそを見るようにしながら背中を丸める。
3.肩甲骨を意識しながら背中を反る。
※1日5回程度を目安に行います。
【ペンギン体操】
1.腕を下に伸ばしたまま、肩甲骨を上下に動かす。
2.腕を横に伸ばして、肩甲骨を近づけたり遠ざけたりする。
3.腕を前に伸ばしながら背中を丸め、腕を後ろに引きながら胸を反らす。
このときも肩甲骨を意識する。
※1~3を各10回ずつ行います
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