2015年10月16日
カテゴリ:身体の不調の治し方
年末に向け、寒い中、一念発起で大掃除をして、重い荷物を動かしたり、変な体勢で掃除したりすることによって、ギックリ腰やら捻挫を発症する方も多くなります。
とくに、ギックリ腰は、魔女の一撃ともいうように、痛みが出ると、程度の差はあれ、動くこともままならなくなります。
そんな時、あっためた方がいいの?冷やした方がいいの?という質問をよくされます。
ギックリ腰も捻挫などのケガのように起こった場合、冷やす方が心地よいと思います。
ギクッとやった記憶もなく、なんとなく朝起きて痛いという場合は、温めた方が良い方もいます。
ギックリ腰といっても幅が広く、いろんなケースが見受けられますので、なかなか難しい質問です。
そんな時、湿布をして、気持ちいいなら、処置として、大きく間違っていることはありません。
急性期(発症から、約5日)は、冷やし、
慢性期は、あっためるというのが、基本です。
ギックリ腰になったら、温めなさいという先生もおり、迷いが生じるポイントですね。
メジャーリーグもプロ野球も、投球後、アイシングして冷やしています。投げるという動作を繰り返した後は、筋肉に炎症がおこったり、毛細血管が切れたりしていることなどから、冷やすことを選択する一因になっています。
日本プロ野球史上最高の投手であった金田さんは、投球後、必ず冷やさないよう、夏でも肩に手編みの肩掛けをあてていました。
400勝以上の成績をあげ、決して冷やすなと言われています。
どちらも、正しいのだと思います。
入浴はしてよいですか?
この質問も、状況、詳細がわからないと、とても難問です。
入らなけらば、あまり問題は起こらないと思います。
シャワーは?
身体が汚れていたりすれば、シャワーしたいのはよくわかります。
ケースバイケースで、ご自身の判断でお願いします。
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