2015年8月17日
カテゴリ:睡眠
三つの欲とは、飲食の欲、色の欲、眠りの欲の三つである。
飲食を控えめにし、色欲を慎み、眠りを少なくするのは、欲をこらえることである。
飲食、色欲を慎むべきことは知られている。
ただし、眠りの欲をこらえて、寝ることを少なくするのが養生の道であることはしられていない。
眠りを少なくすれば無病になるのは、気が巡りやすくなるためである。
眠りが多ければ、気が巡らなくなり、病気になる。
昼間に眠るのは、最も害がある。
眠りを好めば、くせになり、眠気に耐えられなくなる。
強く耐えなければ、防ぐのは難しい。
居眠りや昼寝を少なくすれば、自然に慣れて必要以上に眠りを貪らなくなる。
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