2015年11月10日
カテゴリ:睡眠
私たちの文化は、一面的性質をもっていて、対極にあるものとうまくなじめない。
感情、非合理、影、無意識、悪、暗闇、死に対する不安がある。
知性や昼の意識にしがみついている。
昼の意識ですべてを見抜けると信じてはいないだろうか?
「解き放て」と言われると不安にならないだろうか?
それでも眠りを求め、眠りが必要だと知っている。
夜が昼に属し、影は自分に属し、死は生に属する。
眠りは、あちら側からこちら側へ、こちら側からあちら側へと私たちを毎日移動させる。
あの世とこの世を行き来しているともいえるだろう。
« 不眠の悩みをもつ人その3 不眠の悩みをもつ人その5 »
サイト内検索: