2015年9月15日
カテゴリ:水
上手な水の飲み方として、一気にたくさん飲むのではなく、1回コップ1杯程度(150~250ミリリットル)の量の水を1日に6~8回飲み、1日の必要量(約1.5リットル)を補給するというものが挙げられます。
朝起きたとき、通勤で歩いたあと、スポーツをするとき、入浴の前後、就寝前などにこまめに水を飲めば、水分不足に陥ることはありません。
また、こまめにとれば、大量の水を一時にとりすぎることによる身体への負担をかけることもなく、疲労回復や健康維持に役立てることができます。
朝起きたときの私たちの体は、寝ている間に皮膚や呼吸を通して水分を失い、水分不足に陥っている状態です。
血液中のミネラル濃度も高くなっているため、朝一番の水分補給は重要であると考えられます。
一昔前は、運動中に水分をとると疲労が増すと言われていました。しかし、運動中には大量の汗をかき、水分はもちろんナトリウムなどのミネラルも体から失われてしまいます。体重の2%の水分を失うと軽い脱水症状に陥り、動作反応の低下や食欲喪失などの症状があらわれます。適切に水分補給をしないと、熱中症や熱けいれんを引き起こしかねません。
ミネラルや糖分を十分にとる必要がある場合はスポーツドリンクを、ミネラルウォーターで薄めたものを摂取するとよいでしょう。
入浴時は、入浴による発汗で、私たちの体は水分を失っています。入浴の前と後には水分補給をすることが大切です。
就寝前は、朝起きたときと同じように、水分補給も大切。睡眠中の水分不足による血液中のミネラル濃度の上昇を防ぐと考えられています。
寒い季節になると、トイレに起きたくないからと水を控えがちになります。
寒い季節こそ、水を飲もう。
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