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腸内フローラ、腸内細菌の基礎知識3

 

腸内細菌のバランスは、代謝や免疫といった体の機能に大きな影響を与えていることに、最近、注目があつまっている。

 

例えば食べると太る人、食べても太らない人の腸内細菌を比較してみる。

 

調べていくと、食べると太る人には、特定の菌が多いことがわかってきた。

 

太りやすい体質は、腸内細菌に左右されている可能性がある。

 

ラットに、太る人と太らない人の腸内細菌を移植して、同じ量のエサで育てていると、大きな違いが出てくる。

 

遺伝子によって決まる体質と違い、腸内細菌は流動的である。食べた物などによってバランスが大きく動く。

 

ヨーグルトや納豆、発酵食品を食べる意味もここにある。

 

だから、口にするものによって、人生が大きく変わる。

 

おかしなものを食べないこと、腐るものをたべることがとても重要となる。

 

今、たくさんの人の腸内細菌を調べてデータベース化されている。

 

これから、腸内細菌の種類と病気とのもっともっと関係がわかるだろう。

 

腸内細菌を制御することによって、病気を防ぐ方法がみつかる。

 

「腸内細菌プロファイル」の構築が、急速におこなわれている。

 

 

 

 

身体のしくみ

 

 

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