| 投稿一覧 |

 

養生の努力 〜人をおさめ天につかうるは嗇にしくはなし〜

良いことも悪いことも、みな習慣から起こる。

養生の努力も同じである。

 

努めて実行して、怠らないことも、欲を慎んでこらえることも、繰り返して慣れてしまえば、ついには日常のこととなる。

慎まないで、悪いことが習慣になり、慎もうと努力してもこらえることが出来なくなる。

 

何かをしようというときは、自分の力量を知ることが大事となる。

力の及ばないことを無理にしようとすれば、気が減って病を生じる。

分に過ぎたことに気をつける。

 

老子の言葉に、「人をおさめ天につかうるは嗇にしくはなし」とある。

 

 嗇(しょく)とは、惜しむこと。

 

政治の道も、天につかえる養生の道も、無駄遣いをしないのが一番である。

気を惜しめば減ることが少なくて長命である。

 

 

 

 

 

養生(メンテナンス)

 

 

column category

 

サイト内検索:

最近の投稿