2015年7月6日
カテゴリ:養生(メンテナンス)
太りたい、この悩みをもつ人が、結構います。
太りやすい体質の方からすると、なんと贅沢な悩みと見えしことでしょう。
しかし、太りたくても太れない人にとっては皆、大問題だと声を揃えて言う。
痩せる本や痩せる体操は、沢山ある。でも太る本なんてないと。
温泉なんかじゃ、周りの視線がささると話す。
数十年どうしたら、太れるかを調べたり、考え、いろんなことを実践してもらってきた。
やはり、食べさせて太るのは、かなり難しい。
なぜなら、食べ過ぎると、すぐに下すか、戻すかしてしまうし、胃もたれが出て、食べれない。
食っては寝て、食っては寝てが通用しない。
あと、太らない人には、1日3食をきっちり食べている人が多いと思う。
しかし消化、吸収の力が弱い。
胃下垂をはじめ、内蔵下垂も多いだろう。
いかに、消化、吸収の力をあげるか?
そこで、辿り着いたのが、呼吸法。
太れない人は、腹式呼吸が苦手な人、もしくは、わからない人が多いということに気がついた。
東洋医学では、臍下丹田まで気を下ろし、呼吸するとある。
まずは、立ってても寝てもいいが、やりやすい姿勢で口から、息を吐く。
その時に、腹をへこませる。
吐ききったら、鼻から一気に吸い、はらを膨らませる感じで、力を抜く。
これを、まずは修得する。
ヘタすると、逆になっている。
息を吐くと、腹が膨らみ、息を吸うと、腹がへこむというように。 焦らず、それを修正していく。
何回かやるだけで、腹が筋肉痛になる人がいるが、それだけ使っていないということである。
そんな時は、うつ伏せに寝て、上体を反らし、腹を10秒くらい伸ばした姿勢をとり、ゆるめてを3回やると楽になる。
腹式呼吸するのに慣れてきたら、吐く息を細く長くしていき、一気に鼻から吸うようにしていっても良い。
腹式呼吸が苦手な人が、正しく出来るようになると、とても呼吸が楽になるかんじがするといい、顔色が皆、良くなる。
ようやく、体重増加につながりはじめてきた。
精神的にも、自分に厳しい人が多いし、過敏な人や完璧主義も多い。
だから、どうでも良いことは、まぁいいかと流すことに力を向けてもらうことも大事になってくる。
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